ユナイテッドクリニックではAGAを主とした薄毛治療を行っている薄毛治療・AGA治療専門クリニックです。豊富な種類と用量AGA・薄毛治療薬を取り揃えています。また様々な男性の抜け毛対策・育毛剤なども揃えており、安心価格で男性の薄毛・AGA治療や抜け毛対策・育毛に必要なものが揃っています。今回はAGA治療薬それぞれの効果についてお話しましょう。
フィナステリド（プロペシア・フィナステリド「ファイザー」等）
フィナステリドはⅡ型5α-還元酵素を阻害することでAGAの原因物質である男性ホルモンDHT（ジヒドロテストステロン）の産生を抑制します。薄毛・AGAの頭皮の部分にはDHTが多く存在することが知られています。日本では「お医者さんに相談だ」で知られているMSD社のプロペシアですが、すでにジェネリック医薬品フィナステリド「ファイザー」が日本でも発売されています。海外では「フィンペシア」、「フィナロ」、「フィナバルド」等のフィナステリド製剤が流通しています。これらは成分が同じですので用量が同じであれば効果は同じです。ただし海外製品に関しては厚生労働省から国内で処方を受けるように注意喚起が行われていますので日本国内のAGAクリニック（皮膚科等も）を受診するようにしてください。
フィナステリドの先発医薬品である「プロペシア」はアメリカテキサス州からメキシコに自生するノコギリヤシという植物の薬効成分からできた薬剤です。米メルク社が開発したⅡ型5α-還元酵素阻害薬という分類の薬剤です。元々5α-還元酵素阻害薬は前立腺の薬として研究が進んでいた薬剤で男性ホルモンのテストステロンをDHTへ変換する酵素であるⅡ型5α-還元酵素を阻害することで作用します。国内データではプロペシア錠の服用は服用した殆どの方に効果がみられています。
プロペシアの臨床試験のデータです。
20歳以上50歳以下の男性で脱毛症以外に心身ともに健康な軽度～中等度までの男性型脱毛症（AGA）患者を対象としておこなわれ、プロペシア1mgの1年間投与により58%、2年間で68%、3年間で78%の改善効果が認められています。またプロペシア1mgの1年間投与により40%、2年間で31%、3年間で20%の現状維持効果が認められております。このデータを考察するとプロペシア1mgは98%の方に効果がみられているとことが分かります。5年間服用後のデータがありそれによると5年後も90％の方に効果が認められています。フィナステリドは発毛効果の強い薬剤と言えるでしょう。
ザガーロ（デュタステリド）
グラクソ・スミスクライン社が製造販売する男性型脱毛症治療薬です。成分はデュタステリドといいます。日本では前立腺肥大の薬剤「アボルブ」として保険適応となっており、また海外では「アボダート」、「デュタス」、「デュプロスト」として知られています。AGA治療に興味のある方は「アボルブ」についてご存知の方も多いと思いますが、グラクソ・スミスクライン社が2015年9月に薄毛・AGA治療薬「ザガーロ」として厚生労働省の正式承認を得て、2015年12月ごろ製造販売する予定です。ザガーロの効果はアボルブと同じです。ザガーロ等のデュタステリドは5α-還元酵素を阻害することでAGAの原因物質である男性ホルモンDHTの産生を抑制します。薄毛・AGAの頭皮の部分にはDHTが多く存在することが知られています。
では発毛効果はフィナステリド（プロペシア）と比較してどうでしょうか？
答えは・・・『ザガーロ』が、より髪の毛が生えます！
これはフィナステリド（プロペシア）はⅡ型5α-還元酵素を阻害することでAGAの原因物質DHTの産生を抑制しますがザガーロはⅠ、Ⅱ型5α-還元酵素の両方を阻害すること、また頭皮の男性ホルモンDHTのレセプターの占有率がフィナステリド（プロペシア）より高いためザガーロの方がプロペシアより高い発毛効果を有しています。
ミノキシジル（ロゲイン・ミノキシジルタブレット）
ミノキシジルは外用剤と内服薬があります。血管拡張作用による毛母細胞、毛乳頭を活性化させ発毛を促します。ロゲインは日本ではOTC医薬品「ロゲインx5」として知られていますが発毛効果は高いものがあります。ミノキシジルタブレットは日本では未承認ですが発毛効果はロゲイン5％よりも高く、ミノキシジルの服用は多くのAGA専門病院で多くの方に処方されています。その他アロビックス（フロジン・塩化カルプロニウム）やケトコナゾールシャンプー等がAGA治療に効果的です。
