コラム

コラム

セックスと心筋梗塞(動脈硬化)

セックスで心筋梗塞を起こす頻度

中年男性を中心とした臨床研究での報告によると、セックスで心筋梗塞を起こす可能性は平常時の2.7倍になるとのことです。それはあくまで平均で普段から活発に運動を行っている群では1.2倍程度で、そうでない群は3倍となっています。

心筋梗塞の原因としてのセックス

一方心筋梗塞の原因としてセックスを見ていくとその比率は1%以下とかなり低値となっています。これは日常の中でセックスが占める時間が極端に短いことと関連します。また、既往に心筋梗塞のある人はセックス中に再発する可能性は高まりますがそれがセックスだから極端に上昇することはなく、2-3倍程度となっています。性行為の心臓負担を気にされる方が多いですが、これらから考えると性行為自体が心筋梗塞を発症する誘因としては強い因子ではないことが分かります。よって性行為の可否は心不全の程度で判断すべきでしょう。他のコラムでも記載していますが重症の心不全患者以外は性行為に大きな問題はありません。腹上死の心配は不要です。

心筋梗塞の原因(生活習慣病、動脈硬化)

心筋梗塞の原因として、糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満、男性、喫煙、運動不足などが知られています。これらのものが動脈硬化を引き起こし冠動脈が狭窄したり、閉塞したりすると狭心症や心筋梗塞が引き起こされます。

心臓の血管は3~4㎜程度の直径ですが陰茎動脈は1~2㎜程度の太さしかありません。末梢動脈ほど動脈硬化の影響を受けやすいのです。動脈硬化によって陰茎動脈は狭窄や閉塞されやすく器質性EDが惹起されます。また神経障害も合併し混合性EDへと進行します。糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満、男性、喫煙、運動不足など生活改善や持病のコントロールが重要です。生活習慣を改善させEDや心筋梗塞など動脈硬化性疾患を起こさないようにしましょう。

また動脈硬化性EDにはバイアグラ、レビトラ、シアリスなどED治療薬が効果を発揮することが知られています。

生活習慣病によるED(器質性ED・混合性ED)

上記のように糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣が原因となり、血管や神経が障害を受けて起こる混合性のED(勃起不全)です。例えば陰茎動脈の動脈硬化が進むと性的な興奮を覚えても陰茎海綿体の動脈の拡がりが弱くなるためEDになっていきます。動脈硬化は全身性の血管の変化です。原因となる生活習慣病に罹患している方はEDが起こりやすくなります。また動脈を収縮させる喫煙や過度の飲酒もEDの原因として知られています。

糖尿病患者さんにおけるED併発率は80.9%と5人中4人がEDとかなりEDの方の割合が高いことが知られております。糖尿病は動脈硬化も引き起こしますし糖尿病のコントロールが不良だと神経障害も引き起こします。糖尿病性神経障害は糖尿病の3大合併症として有名です。糖尿病が進行すれなするほど重症のEDの方の割合が増えてきます。糖尿病による動脈硬化の起こりやすさは個人差がありますが血糖が高く、血糖の変動が激しい方に起こりやすいと言われています。また神経障害は罹患歴の長さと血糖値のコントロールが不良の場合に合併します。HbA1cが7%以下であればほとんどの方に糖尿病性神経障害は見られませんがHbA1cの数値7%以上が10年程続く方で軽度の末梢神経障害みられ、糖尿病に罹患10年をすぎると手先、足先、陰茎など末梢の持続したしびれが持続します(正座のときのようなビリビリしたしびれです)。糖尿病が進行して慢性腎不全になり透析を行うようになるとホルモンバランスの変化や動脈硬化が進展してよりEDの重症度が増してきます。

高血圧患者さんでは66.7%のED併発率で3人に2人がEDを併発しています。高血圧も動脈硬化を引き起こす原因の疾患の一つでEDが起こる割合が高くなります。また服用している利尿剤やβブロッカーが薬剤性EDの原因となる場合があります。

脂質異常症の患者さんでは64.7%にEDが併発しているといわれています。脂質異常症も動脈硬化の原因であるためEDの起こる割合も高くなります。動脈硬化プラークの中にはリピッドコアといって脂質の塊があることが知られています。普段は薄い膜に覆われていますが、心筋梗塞などが起きるときはこの薄い膜が破れ脂質や炎症性の物質がたくさん放出され、冠動脈の血管を閉塞し心筋梗塞を起こします。

これらを合併している方はより動脈硬化が起こりやすい、ハイリスクの方だと知られていますので、これら疾患のコントロールが重要です。動脈硬化学会では年齢や罹患している疾患によって目標値を定めています。たくさんの症例から統計を取って統計データからその方の治療目標値を定めていますのでかかりつけの医師に「私の糖尿病、高血圧、脂質の目標値はいくつですか。」と尋ねていただくといいでしょう。コントロールが良好であればあるほどEDになる可能性は低くなっていきます。また動脈硬化が進展して狭心症や心筋梗塞を発症してしまいニトログリセリンなど服用されているとED治療薬自体の服用が禁忌となりますのでご注意ください。

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