日本人は世界中で最も風俗好きで最も性行為が少なく「妻だけED」のようです。ED治療薬がEDと夫婦仲を改善させます。もちろん風俗でも使えます。ユナイテッドクリニックではED治療薬を低価格で処方しています。
日本人のセックス頻度
近年、いわゆる草食男子の増加でセックスレスが社会問題化しています。ここでセックスレスの定義を整理しておきましょう。日本性科学学会の定義によると、セックスレスは「特殊な事情が認められないにも関わらずカップルの合意した性交あるいはセクシャルコンタクトが1ヶ月以上なく、その後も長期にわたることが予想される場合」とされています。我が国でのセックスレスの割合については様々な調査がありますが、どの調査においてもおおむね30%前後はセックスレス、という結果が出ています。
2005年と少し古いデータですがイギリスの男性向け避妊具メーカー大手のDurex社が調査した世界41カ国のセックス頻度と性生活満足度に関する有名なデータがあります(2005.global sex survey report)。Durexは世界140ヶ国以上で販売されているコンドームブランドで世界のコンドーム市場の29%を占めています。以下に各国の年間セックス頻度及び性生活の満足度を列挙します。
- 1位 ギリシャ 138回(満足度43%)
- 2位 クロアチア134回(満足度52%)
- 3位 セルビアモンテネグロ128回(満足度46%)
- 4位 ブルガリア 127回(満足度49%)
- 5位 チェコ 120回(満足度50%) フランス 120回(満足度38%)
- 7位 イギリス 118回(満足度51%)
- 8位 オランダ 115回(満足度54%)?ポーランド115回(満足度56%)
- 10位 ニュージーランド114回(満足度49%)
- 11位 アメリカ 113回(満足度52%)
- 12位 チリ 112回(満足度50%)
- 13位 トルコ111回(満足度48%)
- 14位 アイスランド109回(満足度50%) ?南アフリカ109回(満足度46%)
- 16位 オーストラリア108回(満足度42%) カナダ108回(満足度46%) ポルトガル108回(満足度33%)
- 19位 ベルギー106回(満足度57%) イタリア106回(満足度36%) スロバキア106回(46%)
- 22位 オーストリア105回(満足度48%) ?スペイン105回(満足度48%)
- 24位 ドイツ104回(満足度47%) スイス104回(満足度51%)
- 26位 フィンランド102回(満足度41%)
- 27位 イスラエル100回(満足度36%)
- 28位 デンマーク98回(満足度49%) ノルウェー98回(満足度44%)
- 30位 アイルランド97回(満足度40%)タイ97回(満足度41%)
- 32位 中国96回(満足度22%)
- 33位 スウェーデン92回(満足度45%)
- 34位 台湾88回(満足度37%)
- 35位 ベトナム87回(満足度42%)
- 36位 マレーシア83回(満足度48%)
- 37位 香港78回(満足度30%)
- 38位 インドネシア77回(満足度34%)
- 39位 インド75回(満足度46%)
- 40位 シンガポール73回(満足度42%)
- 41位 日本45回(満足度24%)
注)性生活の満足度はI’m happy with my sex life と答えた回答率 世界平均は103回/年 満足度44%
この調査によると世界で最もセックス回数が多いのはギリシャの138回/年となっています。ギリシャ人当人たちも世界一を自負していることが調査によりわかっています。(もっとも、近年はギリシャ財政危機が深刻で世界一の座は保持不可能という話もありますが‥) 2位はクロアチアの134回、3位はセルビアモンテネグロの128回、4位はブルガリアの127回、5位はチェコの120回となっており、回数が多い国は東欧諸国であることがわかります。
また、イタリア、ポルトガル、フランスなどの南欧では回数の割に満足度が低いという結果になっています。アジア各国は欧米に比べ総じて回数は少ない傾向にありますが、日本、中国、香港を除くと満足度はそこまで低くなく、平均的な満足度の様です。欧米人と比べてアジア各国のセックス回数が少ないのは地域差や人種差があるのかもしれません。日本はセックスの回数はダントツの最下位で、満足度も中国に次いでワースト2位となっています。
日本人は風俗好き
興味深いのは主要国の過去1年間に売買春を経験した男性の割合の研究では、欧米各国がおおむね0.3~2.8%なのに対して日本は13.6%と非常に高い数値となっていることです。つまり日本人男性は欧米人男性と比べて売買春を経験する人の割合が非常に多いが、妻やパートナーとの性交渉は極端に少なく満足度も低い、ということになります。
Durex社のセックス観についての調査によると、日本人は欧米人と比べてセックスに対するこだわりが強い割にパートナーに要求が出来ず自身の性的嗜好を試すことができない人が多いことがわかっています。セックスの回数が多いヨーロッパの国々ではバイブレーター、ラブローションなどのアイテムを使用する人が多いと言われています。欧米人は自身の嗜好に合わせてこうしたアイテムや道具を使用することが日常化しており、決して特別なことではありません。どのくらいの日本人がこうしたアイテムを日常的に使用しているのでしょうか?想像したことがないのでわかりませんが欧米人よりは圧倒的に少ないはずです。
ちなみにイギリスやアイスランド、ノルウェーといったヨーロッパの国々では女性の半数がバイブレーターを所有しているそうです。このような差は日本人の勤勉な国民性に起因する様々な日常生活のストレスが影響しているのでしょうか、はたまた奥ゆかしい恥の文化が性生活においては邪魔になっているのでしょうか‥。欧米に比べると性教育が遅れていることがもしかしたら遠因となっているのかもしれません。
日本人は欧米人と比べて余暇を楽しんだりストレスを解消するのが苦手と言われています。いずれにせよ自身を解放してセックスを楽しめる場所が風俗しかない、というのはなんとも悲しい結果です。
セックスレス克服法
妻だけED、パートナーだけEDといった心因性EDの方はバイアグラ、レビトラ、シアリスといったED治療薬服用はもちろん、欧米人を見習ってバイブレーターやラブローションなどのアイテムを使用するのも一つのアイデアかもしれません。
通常は心因性EDに対してED治療薬は有効な場合が多いですが、効果が出にくい方もいらっしゃいます。そういった方には精神安定剤の併用をお勧めします。心因性EDはストレスやプレッシャーから生じている場合が多いため、性行為中の過度な緊張、焦り、不安を緩和しリラックス効果をもたらしてくれる精神安定剤を併用するとED治療薬の効果も出やすくなります。
精神安定剤と聞くと服用を躊躇う方もいらっしゃるかもしれませんが、心因性EDに対して処方されるのは抗不安薬と呼ばれる依存性や副作用の少ないマイルドな薬剤ですので使用方法を守って頂ければ通常は問題ありません。
余談ですがDurex社の調査によると世界で最も行われている体位は騎乗位で29%、その次がバックで28%、正常位は20%となっています。世界標準の体位が騎乗位なのは日本人の我々からすると意外ですね。日本人に正常位が多い理由として床に寝る布団の文化の影響や、欧米と比べ男性優位な日本社会においては女性優位な騎乗位を嫌う傾向にある等諸説ありますが、本当のところははっきりしません。