コラム

コラム

2021.12.08

デュタステリドとは

ユナイテッドクリニックではED治療薬、AGA治療薬を各種お取り扱いしております。ED治療薬の処方ついでにAGA(男性型脱毛症)のご相談をされ、AGA治療薬を一緒に処方する事も出来るので、ご相談のみでもご案内致します。薄毛が少し気になってきたという方は是非一度ご来院ください。AGA治療薬を使用し続けてしまって耐性が付いてしまい、薬が効かないといった方がいらっしゃいますが、それは本当なのでしょうか?今回はAGA治療薬デュタステリドの飲み方や、効果と作用機序、初期脱毛の原因、そして副作用や半減期などについても詳しく説明していきます。

デュタステリドとは

デュタステリドはイギリスにある製薬会社のグラクソ・スミスクライン社が2001年に開発したAGA治療薬の主成分です。製薬会社によって商品名に違いがありますが、成分は同じデュタステリドになります。デュタステリドは元々前立腺肥大症の治療薬として研究と開発をされてきましたが、研究を進めるうちに増毛効果があることが分かり、その後AGA治療薬として販売されることになりました。日本では発毛効果があるものとして認められているのはミノキシジルとフィナステリドの2つのみでしたが、2015年に新たなAGA治療薬としてデュタステリドも加えられることになったのです。

デュタステリドはグラクソ・スミスクライン社が2016年に発売を開始したAGA治療薬のザガーロの主成分でもあります。それ以前の2009年にも同じデュタステリド製剤のアボルブという治療薬も販売していました。つまり、ザガーロもアボルブもデュタステリド製剤であり、全く同じ有効成分であり、同じ製薬会社から発売された同じ薬ということになるのです。治療薬の名前は違えど、成分が同じになりますので効果と効能は全く変わりはないのです。日本国外でもデュタステリド製剤の治療薬は多くのメーカーが販売をしていますが、製薬会社が製造販売している薬は、成分は同じものになるので、効果効能は一切変わりません。

デュタステリドの作用機序

デュタステリドは5α還元酵素阻害薬になります。この5α還元酵素(5αリダクターゼ)というものが、AGAになる原因と密接に関係しているのです。髪の毛を太く育てるには男性ホルモンの1つである「テストステロン」というものが必要となります。本来は良性の男性ホルモンであるテストステロンなのですが、5α還元酵素と結合してしまうことによって悪性の男性ホルモンの「ジヒドロテストステロン」というものに変換されてしまうのです。このジヒドロテストステロンはテストステロンとは逆に髪の毛を細く、抜けやすくしてしまいます。

AGAの治療方法で効果的なのは5α還元酵素を阻害する効力を持っているフィナステリドかデュタステリドを服用することです。5α還元酵素を阻害することによって薄毛を改善することができ、ジヒドロテストステロンの生成を抑制して、脱毛を抑えることが可能になるのです。ただし、フィナステリド、デュタステリドは発毛を促進させるわけではありません。あくまでも脱毛を抑える働きがあり、ヘアサイクルを改善してくれて、健康的な髪の毛が再び生えてくることが可能になるのです。では、ここでフィナステリドとデュタステリドの違いについても簡単に説明しておきます。フィナステリドとデュタステリドは薬の半減期が違います。フィナステリドは成分が血液中に溶けて効果が半減するまでの時間が3時間から5時間などに対して、デュタステリドは3週間から5週間になります。半減期が長いということは薬が作用している時間も長いのです。またフィナステリドよりデュタステリドの方が5α還元酵素を阻害する作用が強いので、最近ではデュタステリドの方が主流になっています。

成人男性がデュタステリドを服用する際の用量は0.5mgを1日1回となります。食事の影響は受けませんので、自分の飲みやすい時間を決めてから服用してください。毎日同じ時間帯で服用すると薬の効果が上がります。飲み忘れてしまうと効果が出ないのでご注意下さい。また、AGA治療薬はアルコールとの相性も悪いので飲酒をされている方は注意して服用してください。

デュタステリドの副作用

発毛効果が高いデュタステリドですが、副作用が非常に稀ですが出る場合もあります。デュタステリドの副作用はフィナステリドと同じで、勃起不全、射精障害、性欲減退、肝機能障害、乳房障害などが挙げられます。もちろん個人差もありますので、これらの副作用が全て発症するわけではありませんし、勃起障害などの副作用が出た場合はED治療薬を服用することで改善はできます。それ以外の副作用は発症する確立が低く、ほとんど出ることはないといわれています。しかし、もし副作用が治まらない場合は必ず専門のクリニックを受診して医師と相談するようにしましょう。

また、デュタステリドは元々前立腺肥大の治療を目的として開発されたものなので、女性や子供の服用は禁止されています。そして、同じ5α還元酵素阻害薬であるフィナステリドとの併用もできないので注意が必要です。

デュタステリド製剤の入手方法

最近では様々な薬を通販やインターネット販売、個人輸入などで購入出来るようなサイトもありますが、そのような方法での購入は、健康被害が多数報告されているので、避けた方がいいでしょう。偽物が多く出回っていたり、不純物が混入しているものが多く、その数は半分以上というデータもあります。服用を考えているのなら必ず専門の医療機関をご利用下さい。

PAGE TOP
タップで電話発信します
06-6630-6262
[月~土] 11:00~20:00 [日・祝] 10:00~17:00
(休診 15:00~15:30)
アクセスのご案内 診療の流れ 求人情報
ユナイテッドクリニック公式サイト
札幌ユナイテッドクリニック公式サイト
仙台ユナイテッドクリニック公式サイト
新宿南口ユナイテッドクリニック公式サイト
池袋ユナイトクリニック公式サイト
上野ユナイテッドクリニック公式サイト
新橋ユナイテッドクリニック公式サイト
ユナイテッドクリニック東京駅前院公式サイト
横浜ユナイトクリニック公式サイト
大宮ユナイテッドクリニック公式サイト
名古屋ユナイテッドクリニック公式サイト
栄ユナイテッドクリニック公式サイト
金沢ユニットクリニック公式サイト
ギガクリニック梅田院
ギガクリニックなんば院
天王寺ユナイテッドクリニック公式サイト
京都市場烏丸ユナイテッドクリニック公式サイト
岡山ユナイテッドクリニック公式サイト
広島ユナイテッドクリニック公式サイト
博多ユナイテッドクリニック公式サイト